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特別保存刀剣
『相模国冬廣』

刀剣種別 『刀・katana』
銘『冬廣作』
『FUYUHIRO』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『室町時代天正初期頃』 Production age 『AD1578』
 
 冬廣は相州広次三代目の子で室町時代康正頃に若州小浜に移住したと言われる。五代続いたとされ、名跡は江戸時代末期にまで及んでいる。年紀としては、永正十二年紀があり、これには「冬廣伍七三才」と銘があり、他に永正・天文・元亀・天正の年記があり、さらに時代を同じく若州・伯州・雲州・備前・備中などと住所を切ったものがある。これが同人か否かについては研究の余地がある。
 本作は冬廣が備後国において天正頃に作刀したものと思われ、重要指定品の中に本作に非常によく似た出来のものがあり、天正5年紀を切る事から窺える。
この刀は板目が頻りに流れ、肌立ちごころとなり、地沸つき、地景入り、刃文は丁字に互の目や尖り刃などを交えて、荒めの沸が目だち、金筋・砂流しかかり、皆焼となり、匂口明るい。帽子も暑く沸つく出来となり、同作中の優品である。

『形状』鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差ややつき、反りつき、中鋒延びごころ。
『鍛』板目肌流れごころに僅かに杢を交え、肌だちごころとなり、地沸つき、地景入りる。
『刃文』丁字に互の目・尖り刃など交じり、足・葉よく入り、匂深く、沸厚くつき、所々荒めの沸を交え、金筋・砂流しかかり、飛焼頻りに交じり、棟焼き総体にかかり、皆焼となり、匂い口が明るい。
『帽子』表焼き深く乱れ込んで一枚風に小丸かえり、裏は浅く湾れ尖ごころに小丸にかえり、共に掃掛け先厚く沸づく。
『茎』生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一、指表棟寄りに三字銘あり。
『附』白鞘
『寸法(Size)』
長さ(Blade length)745cm、反り(Sori)22cm、
元幅(Width of moto)3.1cm、先幅(Width of saki)2.1cm、
元重(Thickness of moto)0.63cm 先重(Thickness of saki)0.4cm

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