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更新日 2018-05-30 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣 相州『広次

刀剣種別 『刀』  『Katana』
銘 『廣次』  『HIROTSUGU (Sousyu)』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『明応〜天分』 Production age 『AD1492〜 』
片岡銀作著『日本刀随感 古刀編』所載

ご成約済です ありがとうございました(sold out)


 広次は相州鎌倉に住した刀工で、初代の活躍期は南北朝の観応頃と言われる。銘鑑にはその初代を南北朝初期の建武としているが、現存するものでは室町中期を遡るものは未見であり、広次は室町時代後期を代表する相州鍛治といえる。
 この刀は、銘ぶり・地刃などからおよそ天分頃の広次と推される。反りは深く踏張りがあり、先幅細く小鋒が伸びごころになる優美な姿は、室町期の相州物によく見受けられる特徴的な姿恰好を示している。多種な形の丁字乱れが幅広く焼かれ、地にも飛び焼き・棟焼きが入り、焼きの高い高低差のある刃文はあたかも峰に立つ入道雲やちぎれ雲を思わせる。地刃共によく沸づき、帽子までも力強く覇気が張る。見事なまでに焼かれた皆焼が印象的な一作であり、同作中でも屈指の出来栄えである。五箇伝の中でも相州伝は特に数が少なく、ことに代表刀工の出来の良い皆焼の作は、誠に希少である。第61回重要刀剣に、本刀と酷似した皆焼の広次が指定を受けており、本刀も更なる出世が十二分に期待できるものである。


『形状』鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚め、踏張強く反り深く、先反りつき、先幅細る、小鋒やや伸びごころ。
『鍛』小板目肌やや流れごころに詰んで、地沸つき、地景入り、淡く写り立つ。
『刃文』下は小湾れ調に丁字・互の目・飛焼を交じえ、中から上は、丁字に互の目・尖ごころの刃を交え、焼に高低差をみせ華やかに密に乱れ、足・葉入り、匂深く厚くつき、匂口明るく、所々金筋・砂流しかかり、飛焼・棟焼きを加えて皆焼状となる。
『帽子』表は一枚風の浅い小丸が地蔵になり、裏は地蔵風に乱れ混み、先掃掛け気味になり、共に棟焼に繋がる。
『茎』生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目浅く勝手下がり、目釘孔一、指表棟寄りに大振りな書体の二字銘がある。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)64.8cm、反り(Sori)2.3cm、
元幅(Width of moto)3.1cm、先幅(Width of saki)1.8cm、鋒長さ3cm、
元重(Thickness of moto)0.8cm 先重(Thickness of saki)0.5cm

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