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更新日 2017-04-24 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣兼長』備前

刀剣種別 『刀』  『Katana』
無銘 備前『兼長』
『KANENAGA(Kenchou)』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『南北朝期 貞治頃』 Production age 『AD1362』
大業物 古刀上作

価格 260万円 インターネット特別価格です (2.600,000yen)

 兼長は長船長義の門下でり、長重もしくは兼重の子という。現存する在銘の作例は極めて少ないが、同作中に重要美術品認定の貞治五年紀の脇指があり、皆焼風の作柄を示している。これに対して、重要刀剣指定の至徳四年、及び特別重要刀剣指定の嘉慶二年紀の各短刀が遺存し、この二者は前者以上に沸が強く、地刃の働きも豊富で、長義の作風に近似しながらもそれ以上に相州伝が強調された出来口を示している点が注目される。刃の場合、その殆どが無銘の極めものであるが、長義に似て一段と沸が強く、刃中よく働くもの、或いは丁字風の刃を交えたやや乱れの大模様な出来のものなどが多く見られる。
 この刀は、鍛えは板目によく詰んで肌潤い、地沸が微塵によくつき、地斑を交え地景がよく入り、淡く映りが立ち、刃文は大互の目に互の目・小のたれ・角張る刃・尖刃・小のたれ等が交じり、小足・葉が入り、小沸がよくつき、金筋・砂流し等が細かに入り、小さな飛焼を交えるなどの出来口を示している。正に長義一類の特色をよく顕現した一口であるが、大模様で華やかに乱れ、放胆な様を見せた刃取りに兼長の極めが首肯される。同工極めの中でも焼に高低がが目立ち覇気がある。出来が優れており、今一段の出世が十分に視野に入る一振りである。

『形状』鎬造、庵棟、身幅広く・重ね共に尋常、反り深めにつき、中鋒伸びごころ。
『鍛』板目よく詰み、地沸つき、地景入り、映り立つ。
『刃文』大互の目に互の目・小のたれ・角張る刃・尖刃・小のたれ等が交じり、大模様に華やかに乱れ、足・葉が入り、小沸がよくつき、金筋・砂流し等が細かに入り、小さな飛焼を交える。
『帽子』乱れ込み、先尖りごころに返る。
『茎』大磨上、先切り、鑢目勝手下がり、目釘孔二。
『彫』表裏に棒樋、茎中で丸留、茎裏は丸留下に爪。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)67.4cm、反り(Sori)1.8cm、
元幅(Width of moto)3.1cm、先幅(Width of saki)2.2cm、
元重(Thickness of moto)0.7cm 先重(Thickness of saki)0.45cm

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