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更新日 2017-06-24 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣古伯耆 貞綱』

刀剣種別 『刀』  『Katana』
無銘 『古伯耆 貞綱』
『Ko Houki SADATSUNA』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『平安末期 元暦頃』 Production age 『AD1184』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

古伯耆とは、国宝名物童子切で名を知られる安綱を始め、その子と伝えられる真守・貞綱・有綱・安家・真景等の一派のことを総称していう。平安時代後期より鎌倉時代初期にかけて栄えた。その作風は同年代の古備前物に類似した小乱れ主調の刃文を焼いているが、仔細にみると、鍛えは板目が大模様に肌立ち、地景や地斑を交ぜて黒みがかり、焼刃も匂口がうるみごころに刃肌が立って、金筋、砂流しがしきりにかかり、処々小互の目や小湾れが目立って交じる等、古備前のそれともやや、趣を異にし、一段と強い地方色を見せる。
本作『古伯耆貞綱』は、大原真守(古刀最上作刀工)の子であり、古伯耆の代表鍛冶の一人に数えられ、時代は平安末期と伝う。直調の刃は驚く程激しく乱れ、二重刃には金線が稲妻の如く太く寄り添い、小乱れ調の刃には匂深く砂流しが頻りにかかり、刃縁の地が黒く沈むことで一層刃は明るく輝き、元は穏やかな写りから上に行くに従い鮮明さを増す乱れ写りは、焼刃と見まごう程に鮮明に立ち、地刃共に古色蒼然として滋味掬すべき優品である。平安時代からから現代まで、余程の良家に伝わったものである事が窺いしれる。ものうちからやや下がったと所に武功を物語る誉れ切込が残存している。古来より武家では棟に刀の刃を受けた痕跡を、往時の所持者の身を守った証、戦いに勝利した武勲の誉れと称し尊んだ。しかし実際には相手の斬撃を棟で受けとめただけではなく、棟で刀を払いのけてから斬り込んだと思われ、実戦をくぐり抜けて来た歴戦を物語っている。


『形状』鎬造、庵棟、反り高く、小峰、姿優美。
『鍛』板目鍛流れごころに、地沸濃く、地景頻りに顕わり、下半は穏やかな映りが立ち、上半は鮮明な乱れ映りが見事に顕わる。
『刃文』直調小乱れ浅く湾れ、二重刃に金線稲妻のごとくかかり、匂深く沸細かに砂流しかかり、小乱れに小足頻りに入り、刃明るく冴える。
『帽子』直に小丸返りわずか。
『茎』磨上、目釘孔二個。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)66.2cm、反り(Sori)2.1cm、
元幅(Width of moto)2.9cm、先幅(Width of saki)1.8cm、
元重(Thickness of moto)0.76cm 先重(Thickness of saki)0.4cm

日本刀 古伯耆貞綱.jpg

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