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更新日 2017-04-24 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣『陸奥国宝寿』

刀剣種別 『太刀』  『Tachi』
無銘 『宝寿』
『Houjyu』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『鎌倉期〜南北朝期』 Production age 『AD1330〜』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

奥州は文献に拠れば平安時代に多くの刀工を排出したと述べられているが、現存するものは鎌倉時代以降の宝寿と舞草、南北朝以降の月山一類をみるのみである。宝寿は奥州物を代表する一派で、鎌倉時代より室町時代の永きにわたって名跡が継承されており、南北朝期の年期を刻したものはこれまで建武、永徳、明徳が知られる。
この太刀の製作年代は南北朝期を降らぬものと鑑せられ、2尺8寸弱の姿は形状から元々大薙刀と推測するが、茎は僅かに区を送った生ぶである。若干黒ずむ地鉄は板目に杢が交じり、やや大模様の肌合いを呈し、宝寿ならではの地肌の見所が窺える。刃文は変化に富み出来宜しく、長寸の原型を残す姿は頗る希少であり資料的価値も高い。


『形状』冠落造、元先に幅差少なく、腰反りぎみに反り深くつく。
『鍛』板目肌の杢目交じり所々流れよくつみ、地景細かに入り、棒映り・白気映りしきりにたつ。
『刃文』小乱れ焼き出し、半ばまでは直調となり、上半は小乱れとなり、二重刃・小房丁字・尖り刃等交じり、刃縁にほつれあり、匂深く、小沸厚く、所々砂流しかかり、刃明るく冴える。
『茎』生ぶ茎僅かに区を送り、振袖形長く反り深くつき、目釘孔二。
『彫』表裏に薙刀樋を掻き流す。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)84.6cm、反り(Sori)2.8cm、
元幅(Width of moto)2.8cm
元重(Thickness of moto)0.7cm

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