特別保存刀剣『長船重真』

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更新日 2017-06-27 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣『長船重真』

刀剣種別 『刀』  『katana』
無銘 『長船重真』
『Osabune SHIGEZANE』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『鎌倉末期〜南北朝期』 Production age 『AD1652〜』
古刀位列『古刀上作』
切味位列『良業物』

備前国長船重真、左兵衛尉と称し備前元重の弟と伝え、作風は元重・近景に似る。作刀に見る制作年紀は、鎌倉時代後期の正中より南北朝時代中期の延文に及ぶ。この間がおよそ三十五年で、一代としては決して無理な年数ではないが、他の長命鍛冶と同じく重真にも二代の存在を認める説もある。その作風は、板目に流れ肌や地班を交えた鍛えを見せ、乱れ映り等の映りが立ち、刃文は直刃調に角ばる互の目が目立ち、帽子が尖るなど、総じて元重に近似した青江気質を混在させる出来口をあらわしている。
この作品は、元先に幅差が目立たず、やや重ね薄で反りが浅く、南北朝期の大鋒に至る過程を連想させる中鋒である。鍛えは、板目が流れて部分的に柾がかる肌合いが交り、杢を交えてやや肌立ち、地斑が入り、映りは乱れ映りとなり、刃文は匂出来の中直刃を基調に細かに乱れ、もの打ちより互の目乱れが交り、備前伝に青江気質の混在した重真の特徴が顕現されている。見所多く優れた一口である。

『形状』鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差目立たず、重ねやや薄め、反り浅くつき、中鋒伸びごころの大鋒風、姿豪壮。
『鍛』板目肌流れ、杢交り、肌立ち、地沸つき、地景入り、かねやや黒みがかり、処々地斑交じり、乱れ映り鮮明に立つ。
『刃文』中直刃基調に細かに乱れ、尖りごころ小丁字風など交じり、足・葉よく入り、少しく逆がかり、もの打よりは互の目乱れが交り、匂出来。
『帽子』直調にやや乱れ、小沸よくつき、小丸返り深い。
『茎』大磨上、目釘孔二。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)68cm、反り(Sori)0.9cm、
元幅(Width of moto)3.15cm、先幅(Width of saki)2.3cm、
元重(Thickness of moto)0.65cm 先重(Thickness of saki)0.45cm

日本刀 長船重真.jpg