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更新日 2017-11-25 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣雲次

刀剣種別 『太刀』  『Tachi』
無銘 『雲次』
『UNJI』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『鎌倉末期 文保頃』 Production age 『AD1317〜』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

備前国宇甘庄に雲生・雲次・雲重らの刀工が在住しており。その居住地から宇甘派とも、また『雲』の名をその名に冠する刀工が多いところから雲類とも呼称されている。雲次は、鎌倉時代後期の嘉元・文保・嘉暦・建武に至る名匠にて、父の初代雲生と共に後醍醐天皇の御剣を鍛えた功により、雲次の名を天皇より賜りしと伝う。彼らの作風は当時の長船物とは相違する点があり、備前伝の中に山城風が混在し、さらに隣国備中青江派の影響も少なからず受けており、備前物中異色の存在と言える。雲次は一説に、雲生の子と伝え、現存する年記作には正和・文保・建武があり、その活躍は明らかである。
この作品は、元々身幅が広めで、踏ん張りのある腰反り気味の輪反りで反り深く、中鋒がやや伸びごころになるなど、鎌倉時代末期の太刀姿を偲ばせるものであり、鍛えは板目に杢が交じり、地斑が表れ、刃文は匂出来の中直刃から細直ぐ刃を主調に小乱れ小互の目丁字葉を交えよく働き、小沸良く明るく冴え、乱れ映りの中に地斑写りが交じるなどの特色から、雲次と極めるべきものである。地刃に同工の特徴の表れた典型作であり、生茎の踏ん張りのある優美な姿も好ましい。保存状態よく傑作の一口である。

『形状』太刀生ぶ造り、鎬造、庵棟、身幅やや広く、中鋒、反りやや深くつき中反り風となり、中鋒延びごころ。
『鍛』板目に小杢目交り、地沸厚く付き、地景入り、地斑交え、乱れ映り立ち、肌潤う。
『刃文』中直ぐ調に小乱れ小互の目丁字、小沸良く明るく冴え、足・葉しきりに入る。
『帽子』細直先小丸返り僅か。
『茎』生ぶ、目釘孔二。
『彫』表裏棒樋角止め。
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)75.1cm、反り(Sori)2.6cm、
元幅(Width of moto)3.05cm、先幅(Width of saki)1.8cm、
元重(Thickness of moto)0.7cm 先重(Thickness of saki)0.4cm

日本刀 雲次.jpg