重要刀剣『筑前国福岡住守次』

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更新日 2018-05-30 | 作成日 2008-07-02

重要刀剣『筑前国福岡住守次』
日本刀大鑑所載 寒山刀剣講座所載

刀剣種別 『刀』  『katana』
銘 『筑前国福岡住守次』
『Chikuzen koku Fukuoka jyu MORITSUGU』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 重要刀剣』 NBTHK 『Jyuyo Paper』
時代『延宝頃』 Production age 『AD1673〜』
新刀位列『新刀上作』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

筑前新刀中、いわゆる筑前信国一派と並んで双璧をなすものが筑前福岡石堂一派である。福岡石堂派は、筑前福岡藩初代藩主である黒田長政がこの地に移ってから、備前一文字派の末孫である利英、その子である是次が福岡に移住し大成した。守次は、父利平の歿後、是次に師事した。そして是次の嫡男である利次が父に先じて歿した為、守次が嫡家を相続したと伝えている。彼の作風は是次が江戸石堂の左近是一に学ぶところからその影響を受け、鍛えに柾気があり、丁字乱れが逆がかる傾向がある。是次・守次は一派を代表する上手である。
この刀は、日本刀研究書の金字塔、日本刀大鑑にただ一振り所載された同作中の傑作であり、同時に寒山刀剣講座にも所載される。板目の詰んだ鍛えに、杢が交り、総体に流れて、下半柾がかり、地沸が微塵につき、地景が細かに入り、表は乱れ写り、裏は直状の映りが立っている。刃文は焼幅を広くとり、丁字乱れに互の目・角ばる刃・尖りごころの刃等が交り、小足・葉が入り、匂口が締まりごころに小沸がつき、処々に飛焼を交え、さかんに棟を焼くき、部分的に焼頭が鎬にかかる程広く焼き、俗に「烏賊の頭」と称せられる独特の刃が交り、帽子の焼が深いなどの出来口をあらわしており、正に守次の特色を存分に表出されている。常にも増して焼幅が広く、丁字乱れに多種の刃が交り、処々に飛焼をあしらうなど、一段と華やかで豪快な作柄に仕上げており、守次の本領が余す所なく発揮された出色の一口である。また身幅広く、重ねの厚い体配は、ズッシリとして手持ちが重く、肉置が豊かで迫力があり、地刃の健全さと相俟って優れている。佐藤寒山博士の鞘書きにも「同作中の快心作之一」と讃えられたまさに同作中の傑作である。

『形状』鎬造、庵棟、地肉置き豊かに身幅あり、元先の幅差つき、身幅の割に鎬幅広めとなり、鎬高く、重ね厚く、踏張り付き、反り深く、中鋒。
『鍛』板目つみ、少し杢交り、総体に流れ、下半強く流れて柾がかり、地沸微塵につき、地景細かに入り、表は乱れ写り、裏は状調の映り立つ。
『刃文』焼幅広く、丁字乱れに互の目・小互の目・角ばる刃・尖りごころの刃など多種の刃が交り、華やかに乱れ、小足・葉入り、匂口しまりごころに小沸つき、表物打辺りに大きな飛焼を交え、さかんに棟を焼く。
『帽子』焼深く、表小さく乱れ、先尖りごころに丸く、沸崩れて頻りに掃きかけ、裏横手を焼き込んで、直ぐに小丸、先掃掛け、共にやや深く返る。
『茎』生ぶ、先刃上がりごころの栗尻、鑢目筋違、目釘孔一、指表目釘孔の下棟寄りに太鏨大振りで独特の書体の長銘がある。
『附』白鞘 
書籍、日本刀大鑑・寒山刀剣講座は、ご希望の方に販売致します。(書籍のみの販売は出来ません)

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)69.7cm、反り(Sori)1.8cm、
元幅(Width of moto)3.2cm、先幅(Width of saki)2.1cm、
元重(Thickness of moto)0.8cm 先重(Thickness of saki)0.5cm

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