特別保存刀剣『片山一文字』

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更新日 2018-08-01 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣『片山一文字』

刀剣種別 『刀』  『katana』
無銘 『片山一文字』
『Katayama ICHIMONJI』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『鎌倉時代中期〜末期』 Production age 『AD1250〜1300』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

備前国に平安時代末期、友成・正恒を始めとする『古備前』と呼ばれる一群の刀工が現れ活躍し、鎌倉時代初期に及んだ。鎌倉時代になりこれらの中から一文字と呼ばれる刀工達が生まれ、南北朝時代にかけて多くの名工を輩出した。彼らは鎌倉時代初期から中期にわたって備前国福岡に居住したと伝え、末期から南北朝期まで吉岡に居住した。前者を福岡一文字、後者を吉岡一文字と呼ぶ。一文字派は鎌倉時代初期に名工則宗に始まり、中期になると吉房・則房・助真らが、他の追随を許さない華麗な刃文を創造し隆盛をきわめた。片山一文字とは、福岡一文字の代表工である『則房』が、福岡近在の片山に移住して作刀した事からそう呼ばれた。作風は吉房と同様刃文は華やかな丁字乱れで匂が深いが、片山一文字は地肌が明るく冴えて、つよいかね味を示す。また、同じ華やかな丁子の刃文でも、助真・吉房に比しては乱れが若干小模様となる傾向があり、刃中の足が細かく、乱れが逆ごころを帯びるところに特色がある。
本作は磨上ながら身幅が尋常で、中鋒の力強い姿態を呈し、地には乱れ映りが鮮明に立ち、刃文はやや小模様の丁子乱れに重花丁字を焼き、地刃が明るく冴えわたるところに則房もしくは片山一文字の特色が窺える。

『形状』鎬造、庵棟、身幅重ね尋常、中峰。
『鍛』小糠肌に杢目交りよく練れて美しく詰み、地沸厚く詰み肌潤い、乱れ映り鮮明に立つ。
『刃文』丁字乱れ細かな重花丁字を交え、鋒近くに大丁字乱れ華やかになり、匂い深く明るく輝く。
『帽子』乱れ込んで先掃小丸返る。
『茎』磨上、目釘孔二個。
『彫』表裏棒樋
『附』白鞘

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)69.6cm、反り(Sori)1.6cm、
元幅(Width of moto)2.9cm、先幅(Width of saki)2.1cm、
元重(Thickness of moto)0.7cm 先重(Thickness of saki)0.55cm

日本刀 片山一文字.jpg