特別保存刀剣 『(三日月文)大慶荘司直胤 於東府作之』黒櫚色漆塗鞘打刀拵

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更新日 2018-08-01 | 作成日 2008-07-02

特別保存刀剣『(三日月文)大慶荘司直胤 於東府作之』
黒櫚色漆塗鞘打刀拵

刀剣種別 『刀』  『katana』
銘 『(三日月文)大慶荘司直胤 於東府作之』
『Taikei souji NAOTANE』
日本刀 鑑定書『日本美術刀剣保存協会 特別保存 刀剣』 NBTHK 『Tokubetsu Hozon Paper』
時代『文政九年頃』 Production age 『1812』
刀剣 新々刀位列『最上作』

ご成約済です ありがとうございました(sold out)

直胤は、藤原氏荘司箕兵衛と称し「大慶」と号す。寛政十年頃江戸に出て同郷の先輩である水心子正秀の門人となり、さらに正秀の世話で館林藩主秋元家に仕え、文政五年に筑前大掾、嘉永元年には美濃介を受領した、新々刀期を代表する名工である。作風は種々あり、身幅ある鋒延びるもの、姿豪壮なるもの、反り深く姿良く優美なものがある。大和伝や山城伝などの古作を模したものなどもあるが、相州伝・備前伝の作は特に優れ、傑出した名作を残している。
この作品は「名物小烏丸」に範をとったものである。小烏丸は中程より両刃となるが、本作は物打あたりから両刃となる。通常平安期の小烏丸造りの場合刃文は細直刃となるが、本作は華やかな焼幅の高い乱れ刃となる。直胤は古作の写しを得意とするが、特に備前伝にあこがれを持っており、この作も古備前や一文字あたりの古作を意識したものであろう。一文字吉房・助真を彷彿とさせる丁字乱れを焼き、鮮明に乱れ写り立ち、匂出来で小沸は深く柔らかで明るい。銘の上に切られた三日月文は、目釘孔を太陽に見立てて、日と月を表わしている。直胤最高傑作であり、白眉の一口である。附属の黒櫚色漆塗鞘打刀拵は時代の本歌である。金具はどれも手の込んだものであり、いずれも品がよい。

『形状』元鎬造、庵棟、もの打より棟先刄付く鋒両刃造(小烏丸造)、中鎬高く鋒が鳥の口ばしのごとく尖る。
『鍛』板目肌よく練れて詰む、沸細かつき、地景入り、肌潤い、乱れ映り立つ。
『刃文』匂出来の互の目乱,小足・葉よく入り、砂流し細かに入り、もの打ちあたりから焼幅高くなり、刃明るく冴える。
『帽子』浅く湾れ乱れ込んで、先掃掛けぎみに小丸返り、直調浅く湾れ両刃となる。
『茎』生ぶ、小尻栗尻刃上がり、鑢目化粧大筋違、目釘孔1。
『附』白鞘、黒櫚色漆塗鞘打刀拵。
『彫』棒樋掻通し、添樋掻通表のみ丸留。

『寸法(Size)』
長さ(Blade length)69.1cm、反り(Sori)1.9cm
元幅(Width of moto)3cm
元重(Thickness of moto)0.65cm

日本刀 大慶荘司直胤.jpg